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minoh 療育blog

みんな遊び:うちわ競争!

みなさんこんにちは、エコルド箕面西小路教室の上田です!年号が令和に変わってからというもの、早いもので令和5年目になってしまいました。ついこの前令和が発表されたんじゃないかと思うくらい、月日の流れが早くてびっくりしています(笑)

クリスマスや年末年始を挟んでのみんな遊びのブログとなっていますが、今回もエコルドで行っているみんな遊びをご紹介したいと思います~!!

みんな遊びのブログ自体、かなり久しぶりになっているので前回の内容からおさらいしていきましょう!前回のみんな遊びは、「ボールとってあつめて」をご紹介させていただきました。ボールとってあつめては、スズランテープにくっつけたボールを取って、ボールの色と同じ色のかごにボールを集める。という遊びでした!子どもがギリギリとれないような高さに合わせると、ジャンプしたり、一生懸命背伸びしてボールを取ろうと夢中で遊ぶことができるみんな遊びでした!

さて、今回ご紹介するみんな遊びは「うちわ競争」です!

前回に引き続きそのままのネーミングになっています・・・。ただ!うちわでどんなことをして競争するかというと、子どもたちにはトイレットペーパーの芯を扇いでもらいます!!トイレットペーパーの芯を扇いで、スタート地点からゴール地点まで運ぶ遊びです。

エコルドでは、スタート地点を分かりやすいよう足型を置いてゴール地点にはお友だちが待っていて、リレー形式で遊んでいます。まっすぐ転がすだけなら簡単かな?と思っていたのですがこれが案外難しくて、扇ぎ方によってはななめに転がったり、うちわが芯に当たってしまう子もいます。

少し前に見ていて面白かったのは、扇ぐ力やスピードはとてもゆっくりなのですが、コロコロと芯がまっすぐ転がっていて、そんなゆっくりでも転がるの!?とびっくりしていました(笑)

それを他の子どもが真似をして、とてもゆっくりなうちわ競争があったりもしました。

遊び方は様々で、扇ぐものは何でも大丈夫です!空っぽの空き缶を扇いだり、風船を扇いでみるのもおもしろいかもしれません。風船を一度も落とさずゴールまで運ぶ!と全く別物の遊びですが、風船が思うように進まなくて、必死になって盛り上がること間違いなしです!

このように、身近にあるものだけでも遊び方はアレンジできますし、転がす物に顔やキャラクターを描いたりすると、より子ども受けがいいのではないかと思います!

そんな「うちわ競争」のねらいはというと・・・。

①手首の運動

手のコントロールが苦手な子は、力任せに上から下に振り下ろすような動きが多いです。力加減を考えず扇ぐと、トイレットペーパーの芯は明後日の方向に飛んでいったり、全然違う方向に転がっていきます。そのため力加減を覚え、そっと動かすための手首のスナップを効かせる練習になります。

②協調性を育む

「みんな遊び」ですので一人ではできません。お友だちと協力することや、ルールを守って楽しく遊ぶことが重要です。中にはルールを理解できない子もいますが、他のお友だちがやっている姿を見て、真似をしたり繰り返し遊ぶことで理解し、みんなと協力して遊ぶことが出来るようになります。

うちわ競争では、ゴール地点にいる子どもにうちわを渡す際、相手に「はい!」と渡していたり、子ども同士で「こうだよ~」と扇ぎ方を教えてあげる姿を見る事もできます!

③集中力の向上

トイレットペーパーの芯を転がすだけならうちわを雑に扇いでしまえばそれでおしまいですが、まっすぐ転がすには「扇ぐ位置」「扇ぐ力」「目と体の協応」が重要になってきます。扇ぐ位置は芯の手前、扇ぐ力は強すぎず弱すぎず、風の当たる方向によって芯が斜めに転がっていきます。目と体の協応は動いている芯を目で追い、足を動かし、それに合わせて扇ぐ位置を調節する必要があります。「まっすぐ転がす」という行為だけですが、それに伴った動作をする事で集中力の向上に繋がります。

うちわ競争をする上での注意点は、子どもによっては扇ぐ位置が手前すぎて思う様に転がらなかったり、芯よりも奥を扇いで芯が逆に戻ってしまったりすることもあります。「扇ぐ位置」がとても大事な遊びなので、一度見本を見せてあげて子どもと一緒にやってみましょう!

また、大人数でやる場合は目線がどうしても下になってしまうので子ども同士でぶつかり合わないよう注意が必要です。

今回のブログもここまで読んでくださりありがとうございました!!今回は「うちわ競争」についてご紹介させていただきました。うちわを扇ぐのがとても上手な子がいたり、すごくゆっくり扇いだり、トイレットペーパーの芯が逆に戻ってしまったりと、なかなか面白い事が絶えない遊びです(笑)

ただ何度もやるうちに扇ぎ方が上手になっていったり、まっすぐ転がす事ができるようになっているのを見ると「すごい!めっちゃ上手!!」と褒めてあげたくなります。

途中でも紹介したように、遊び方やアレンジは様々なので是非一度遊んでみてください~!!

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