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minoh 療育blog

みんなでコネコネ粘土遊び!

こんにちは。Ecoldの中山です。年末までにもらっていたブログが溜まっておりまして💦何事も後回しにしてしまうワタシの悪いクセ。。。

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こんにちは、Ecold箕面西小路教室の久山です!

2022年も残りわずかとなりましたね。私は、家の大掃除をしないといけないなぁ、と思いながら、ついつい現実逃避して別の事をしてしまう今日この頃です。見て見ぬふりからは卒業して、「来年からは計画的に清掃しよう!」と毎年考えはするのですが……。難しいところです💧

さて、今回紹介する学習内容は「粘土遊び」になります。

私が以前にブログを書いた「シール貼り」や「折り紙」同様、楽しみながら出来る学習内容かと思います。実際、エコルドで学習として行う活動の中ではお子さんからの受けがよく、比較的人気の内容となります。日頃は走り回ってしまうような子も、粘土が出てくると黙々と粘土をコネコネしてくれたりします。僕自身も支援をしている中で、つい童心に帰ってお子さん達と一緒になって楽しんでしまいます。

造形が出来る子は、様々な形に(例えば、細長く伸ばして「ヘビ」や「うどん」を作ってみたり、平らにして「ピザ」を作ってみたり)しています。渾身の力作を見せてくれて、こちらがビックリすることもしばしばあります。時には「○○作ってみてー」と、お子さんの段階や趣味に合わせてお題を出して取り組んでもらうこともあります。造形が難しい子も、粘土用に用意してある型抜きやおままごとセットなどの道具を使って、色々な形を作って楽しんでいます。料理や果物を作って、職員や他の子に振舞ってコミュニケーションをしてくれる子も結構います。お子さん毎に、その子ならではの発想を見せてくれるので、粘土を使うことで想像力を養う一助になっているなと感じます

箕面教室での「粘土遊び」は、市販の油粘土を使用しています。活動する人数に応じて粘土を等分して、道具を共有して使います。お子さんによっては、もっと多く粘土を使いたいと思う場合や、道具の取り合いになる場合もあります。その際は職員が間に入って使う順番を決めたり、代わりに自分が使っていた道具を渡して交換したりといった、お子さん同士の貸し借りを円滑にできるように支援しています。道具を共有する流れを経験することで、社会性を体得することにも繋がっていきます。

他の教室で支援していた時は、他にも小麦粉・片栗粉・白玉粉・パン粉などで粘土を作って活動することもありました。これが結構好評で、小麦粉で作った粘土は普通の粘土に近い感触ですが、片栗粉で作るとベタベタでドロドロ……。使った材料の種類によって感触が全く異なるので、それぞれ違った反応や楽しみ方を見せてくれます。活動に取り組むお子さんによっては、その場で一緒に粘土を作る時も…。自分で使う粘土を作るということで、結構テンションが高くなって粉まみれになってしまうなんてこともしばしばです。仮に誤って口に含んでしまっても、食べることが可能な材料なので安心です。もちろん、使う材料のアレルギーの子がいないかの確認や、臭いや感触が苦手な子への配慮も欠かさず行います。塩を加えておくと数日は使用できますが、もしお家で行う時は衛生面に気を付けて行うようにお願いします。

「粘土遊び」には、次のような効果が期待できます。

①手を使う時の巧緻性を高める

「粘土遊び」は指先や手全体、あるいは道具を使って細かい動きを行います。そのため、手を使う際の器用さを身に付けることができます。また、粘土の感触による刺激があるので、脳を活性化することも期待できます。

②発想力や創造性を養う

「粘土遊び」は色々な造形をする活動になるので、作りたいものをどう作ればよいかを考える必要があります。自身の中で完成形や過程のイメージを行っていくことで、発想力や創造性を育むことが出来ます。

③集中力が身に付く

「粘土遊び」は「楽しい!」と感じやすい学習内容になります。長い間集中して取り組みやすい活動なので、結果として集中力を高めることが期待できます。

もしお家で「粘土遊び」を行う場合、お子さんへの狙いによってアプローチを変えながら取り組んでみてはいかがでしょうか。粘土の材質や値段は様々ですが、安価で買える物でも効果はもちろん期待できます。紙粘土で作ったものを残すと、達成感もひとしおかと思います。まずは粘土が「楽しい!」と思えるように、保護者の方も一緒に粘土をやってみるとよいかと思います。粘土は特性上、部屋が汚れてしまうことが多いです。そのため、粘土をした後は手を洗うことや、ボードや新聞紙、ブルーシートなどの上で粘土を使うことなどのルールを予め決めておくのが良いと思います。ぜひ、褒めポイントを見つけながら、「出来た!」という体験を積めるようにしてもらえたら幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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