お知らせ

背景画像
背景画像
背景画像
背景画像
背景画像
背景画像
背景画像
背景画像
背景画像
背景画像
背景画像

minoh 療育blog

気分は名探偵?間違い探し!

こんにちは。Ecoldの中山です。こちらも年末にもらったブログです!クリスマス時期だったんですねぇ〜。ちなみに教室では営業終了後にみんなでクリスマスケーキを食べましたよ♪また来年もクリスマスも待ち遠しいです!

——————————————————————————————————–

皆さんこんにちは! Ecold箕面西小路教室の久山です。

自分は、毎年クリスマス前の時期になると「サンタさんには何をもらうかお願いした?」と、よくお子さんに質問をします。電車やはたらくくるまのおもちゃや好きなアニメ・特撮のグッズなど、様々な答えが返ってくるのですが、あるお子さんが「ぼく、いい子じゃないから(プレゼントを)貰えないかも…」と言ってシュンとしてしまったことがありました。今からでもいい子にしていたら、サンタさんはしっかり見ているから大丈夫だよ、と言うと立ち直ってくれましたが、その子がちゃんとプレゼントを貰えるか、ハラハラしている今日この頃です。

さて、今回紹介するのは「間違い探し」になります。

「間違い探し」は、複数の似た絵の中から、違うところを探して見つけるという内容になります。読んでいる方も、イメージはしやすいかと思います。「間違い探し」が好きな子は、学習以外の場面でも、絵本やお菓子のパッケージに描かれている間違い探しに夢中になっていることもあります。やりすぎて間違いの場所を覚えていることもしばしばです。好きな子はじーっと見比べて、集中して遊んでいますね。

エコルドの学習の時間では、プリントに印刷して出したり、大きめに印刷してラミネートしたものを出したりして取り組んでいます。また、答えが書かれているプリントがある場合は、お子さんに見られないように取扱に注意しています。

場合によりますが、大きな箇所が間違っている場合もあれば、大人が見てもどこに間違いがあるか分からないこともあります。難しい場合は、間違いのレベルに合わせて、「上にあるよ」とか「ここの近くにないかな」と適宜補助を出しています。

以前、ブログで紹介していた「コグトレ」の中にも、間違い探しの問題が含まれています。難易度は様々で、一目で見て分かりやすいものと、しっかり見ないと分かりにくいものが混ざって出題されている感じになります。また、間違い探しに似たようなもので、プリントの中にある違和感を探すというものもあり(例えば、海の中に陸の生き物がいるなど)、こちらに関しては物の理解が進んでいないと難しいと感じてしまう子も多いかもしれません。

間違い探しは、お子さんによっては取り組むのが難しい場合があります。間違い探しの前段階として、たくさんのキャラの中から特定のキャラを探す「○○をさがせ」というタイプのものを見るのがアリかな、と思います。エコルドには、アンパンマンなどのキャラクターを探す絵本を置いてあり、小さい子も頑張って探してくれています。好きなものを探すというのはとっつきやすいので、オススメです。

「間違い探し」には、次のような効果が期待できます。

①注意力を鍛える

どこが間違っているのかは、しっかりと観察しないとなかなか見つからないことが多いです。絵を細かく見比べることで、注意力を鍛えることに繋がります。

②観察する習慣を身に付ける

時々、目の前にある物にぶつかってしまうお子さんがいらっしゃいます。「視界に入っていること」と「見ていること」は同義ではないので、情報として視界の物が頭の中に入っていない場合が見られることがあります。そういった齟齬を無くしたい場合には、「間違い探し」をしてしっかりと見るという意識を覚えてもらうのも効果的です。

③説明する力を養う

お子さんによっては、間違いがどこにあったのか、どう違うのか(例えば、大きさが違うのか、数が違うのかなど)間違い毎に見るべきポイントを自分の口で説明してもらうこともあります。ここはこう違うんだよ、とお子さんが理論的に説明する機会を設けることで、自分の考えをまとめて説明する力が身に付きます。

本屋などで間違い探しの本を購入したり、インターネットでサイトを探して印刷したりすることで、お家でも比較的簡単に取り組むことが出来ます。難度やバリエーションも結構あるので、お子さんの成長に合わせて出すとよいかと思います。

印刷する場合の注意点として、色に関する間違いが混じっている問題を白黒で印刷すると、間違いが分かりにくい場合が出てくることがあります。4年ほど前に、誤ってカラーで印刷すべき問題を白黒で出して、答えをお子さんと職員みんなで探したけど見つからなかった、なんてことがありました。当時の同僚も全く同じ失敗をしていたりしたので、気を付けてもらえたらな、と思います…! また、印刷した時のノイズを間違いと捉えてしまうこともあるので、そこにも注意してもらえたらと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました~!

TOP > お知らせ