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minoh 療育blog

間違い探し

みなさんこんにちは、Ecoldの上田です。

すっかり夏になりましたが皆さん熱中症対策は万全でしょうか?少し前から30°超えが当たり前になっていて、私は毎日暑さで汗だくです・・・。教室でも子どもたちだけでなく、職員の水分補給もこまめに取るようにしています。また、室内と室外の温度差も身体への負担になりますので気を付けていきましょう~!

今回学習の大きい子のブログは少し久しぶりになっていますが、前回の内容は皆さん覚えていますか?前回は「ひらがなの学習方法」についてご紹介しましたので、今回もしっかりご紹介させていただきます!今回ご紹介するのは、、、「間違い探し」です!!

Ecoldでは学習の時間に間違い探しを取り入れています。画像のように「8つ」間違いがあること、見つけた数はいくつなのか、残りいくつ間違いがあるのかを子どもからの視点でもわかりやすいよう工夫しています。

上記の画像でも利用させていただいている間違い探しプリントですが、ちびむすドリルさんの間違い探しプリントを利用させていただいております!印刷した間違い探しプリントをラミネートして、何度も子どもたちが繰り返して使えるようにしています。間違いがあるところを油性ペンで○を書いてもらい、全部見つけることができれば「激落ちくん」を使って全部消してもらいます!激落ちくんを使うことで、消しゴムを使う動作の練習にもなります。

さて、学習で間違い探し?と思う方もいると思いますが、何を隠そうこの「間違い探し」教室では、2歳児~年長さんまで、幅広い年代で取り入れることができるんです!難易度調整も年齢に合わせて調整可能ですし、お家でお勉強が苦手な子でも、楽しく取り組むことができるので、家庭学習にもピッタリです!また「間違い探し」は脳を活性化させるのによいとされています。何がどう脳にいいのかと言いますと、

  • ワーキングメモリが鍛えられる

ワーキングメモリとは、情報を一時的に記憶し、処理する能力のことです。これはあらゆる日常動作、会話や読み書き、学習などに関わっていて、日常生活を送るのに必要不可欠な能力です。このワーキングメモリが弱いと、忘れ物が多かったり、整理が苦手だったり、会話がちぐはぐだったりします。

※そのため発達障害のある子は、ワーキングメモリの情報処理能力が低いことが多いと言われています。

  • 集中力・注意力

間違い探しをするときは、グッと絵に集中して真剣に間違いを探す必要があります。また、一つの絵を見るだけでなく、二つの絵を交互に見比べる必要があります。それだけ集中して、間違いを探せた時の達成感や喜びも間違い探しの魅力の一つです。

  • 観察力

二つの絵を見比べて、「どこか違う場所はないかな~」と探している行為こそが『観察力』です。じっくりと二つの絵を観察することで観察力向上に繋がります。

  • 忍耐力

間違い探しをする時最初の2~3個はすぐに見つけられても、残りの2つが見つけられない!ということがよくあります。そんな時に「難しい!」「もうないよ!」と終わらせてしまう事があります。そんな時でも、「あと一個だけあるから頑張って!」と言ってあげたり、ヒントを出してあげたりすると、「え~」といいながら渋々探し始めてくれます。そんなこんなで最後まで探し終えることができれば、満足感や自信に繋がります。

間違い探しは一見遊んでいるように見えますが、そうではなく上記のような勉強や日常生活を送る上で必須な「ワーキングメモリ」を子どもと一緒に楽しみながら鍛えることができる。というのが最大の特徴です!ワーキングメモリを鍛える。という意味では、子どもだけでなく、高齢者の認知症予防としてもデイサービスや高齢者施設でも、脳トレとして間違い探し遊びが取り入れられているほどです!

例えばお友だちと一緒にやっている時に、片方が先に見つけても「この近くにあるよ」や「上の方にあるよ」などヒントを出し合う姿なども見られます。(もちろん答えを「ここ!あそこ!」と言ってしまう事も多いです。)そういった友だちとの触れ合い、コミュニケーションをとることができるのも「間違い探し」の魅力の一つだと思っています。

また、取り入れやすいというのも利点の一つです。人気キャラクターの間違い探しもあれば、ネットから無料で間違い探しプリントをダウンロードすることも可能です。また、最近では子ども向けの間違い探しアプリなどもあるので、一度試してみてはいかがでしょうか。

今回もここまでブログを読んでくださりありがとうございました!

子どもの成長スピードは個人差があります。なので、学習のできるできない、も子どもによりけりです。何度もいいますが、子どもが「勉強嫌い」になってしまわないように、「勉強が楽しい!」と思ってくれることが一番重要です。「勉強」という言葉に縛られて、嫌がることを無理やりするよりも、勉強らしくない今回のような「間違い探し」これもまた学習です。まずは、子どもが興味のあるものから集中して取り組めるよう行っていきましょう!

それではまた、次回のブログでお会いしましょう~

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