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minoh 療育blog

ワクワク!無限ティッシュ

こんにちは、エコルド箕面西小路教室の岡本です。3月になり寒さは和らぎましたが、花粉の辛い季節がやってきてしまいました💦花粉症の方にとっては憂鬱な季節ですよね…

エコルドでも、花粉症で鼻水がよく出るというお子さんもいらっしゃいますが、私も花粉症なので、気持ちがよくわかります😢

前回は「新聞紙あそび」についてお話しさせていただきました。「新聞紙あそび」は新聞をビリビリっと破ったり、ちぎったりして指先を使う遊びです。新聞紙で遊ぶことで手先の巧緻性を高めたり、集中力を身につけたり、協調性を育むといった狙いがあります。また、新聞紙を使ったレクリエーションも子ども達に大人気です。お友達が遊んでいる姿を見ると「次やって~」と、どんどん集まってきてくれます!読んだら捨ててしまうことも多い新聞紙ですが、子ども達にとっては楽しいおもちゃに大変身しています!!

 

今回は「無限ティッシュ」についてお話させて頂こうと思います。子どもってティッシュやおしりふき、ウェットティッシュをどんどん引っ張り出して遊ぶのが好きですよね。子どもの手の届く所にティッシュなどを置いたままにしてしまい、気が付いたら部屋がティッシュだらけになっていた…なんて経験がある親御さんも多いのではないでしょうか?

子どもはとても楽しそうに、ワクワクしてどんどんティッシュを出していますが、大人にとっては「やめてー!!」と言いたくなってしまういたずら…。部屋が散らかってしまうし、ティッシュももったいないし、間違って食べてしまうかもしれない…

でも、「やってみたい!楽しい!」という子どもの好奇心は尊重してあげたいですよね。

 そこで、好きなだけ遊んでもらえるように「無限ティッシュ」というおもちゃを作ってみました!

これならお子さんにも 好きなだけどうぞ と言ってあげられますよね。

この無限ティッシュで遊ぶことで、この様な効果があります。

①好奇心を刺激する

いつも大人が使っているのを見ている身近なものなので、子どもは「これは何だろう?」と興味を持っています。

自分でも触って引っ張ってみると、「1枚取れた!」もう一度引っ張ってみると、「また出てきた!」「1枚取っても次から次へどんどん出てくる!たのしい~!」といった風に好きなだけ遊ぶことで、子どもの好奇心をくすぐることができます。

②手指の発達を促す

この無限ティッシュは、布をつまんでor握って、引っ張って、離すといった動作の繰り返しで遊びます。

これらの動作を繰り返すことで、遊びの中で発達を促しています。

③集中力がつく

あまり興味のないおもちゃだと、少し遊んだら飽きてしまいます。しかし、好きなおもちゃだと終わるまで集中して遊ぶことができますよね。

今回は、このようにして手作りしてみました!!

①キッチンクロス(ガーゼや布の切れ端でも作れます)をティッシュと同じくらいのサイズに切ります。

②ティッシュと同じように折りたたむ、もしくは布同士の端を結んで繋げていきます。

③取り出し口が空いている入れ物に入れて、最初取りやすいように端を少し出しておきます。

(100均などでティッシュケースを買っても良いのですが、今回はもともと教室にあったポットン落としの入れ物を併用して使っています。)

これで完成です!とっても簡単で、すぐに作れますよ♪

下の写真の様に、ティッシュみたいに折りたたむと、あまり力を入れなくても取り出すことができるので、小さいお子さんでも簡単にできます。

端を結んだものだと、穴の大きさによっては引っ張る時に少し力が必要なので、まだ力があまりないお子さんだと難しい場合もあります。引っ張り出すことができなくて、 “できない→楽しくない” となり、やる気の低下につながってしまうこともあるので、子どもの発達に合わせて、同じおもちゃでも使い方を変えることが大切です。

最初作ったときは、穴の大きさに対して布が大きすぎたため、スッと取り出せず、力を入れて引っ張り出さなければなりませんでした。

そのため、小さいお子さんは1枚出すと「もういいや!」という感じで、あまり興味を持ってもらえませんでした…

そこで、取りやすくするために布の大きさを半分に切ると、少し引っ張るだけで取り出せるようになり、今では、中に入っている布がなくなるまで集中して遊んでもらえるようになりました!!

これを子どもに渡すと、「わー!!」と喜んでどんどん引っ張り出して遊んでくれています。小さいお子さんに渡していても、いつの間にかお兄さんお姉さん達も集まってきて、一緒になって遊んでいます。大きくなっても、楽しいことに変わりはありませんもんね☆

このように指先でつまむ動作は、長い目で見るとお箸を使う練習にも繋がっていきます。遊びの中で小さい頃から指先を使う練習をしておくことで、いざお箸を使うようになった時にもスムーズに取り入れられるのではないかな、と思っています。

このように、先を見据えた学習道具も取り入れて、子どもの成長を促していきたいと考えています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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