お知らせ
サーキット運動:マット編
こんにちは。Ecoldの中山です。
今回のサーキットブログは新人工藤さんの担当です。工藤さん、元気で明るくいいキャラクターで子どもたちともすぐに仲良くなってくれました。これから期待の新人です!私も小さい頃に工藤さんのような体育の先生に出会っていたら大嫌いなマット運動も好きになっていたかもしれないな、、、と思うと幼児期に出会う大人って本当に大事だな、と改めて思います。
はじめまして!!
児童指導員の工藤花菜です🌼 5月から箕面西小路教室でサーキットを担当しています!
ここで軽く自己紹介を。
私は神戸の田舎でゆっくりまったり育ちました!
スポーツが大好きで勢いで保健体育の教員免許を取得しました(笑)
しかし、教員の経験はなく塾などで働いていました。塾でも支援が必要な子どもって意外と多くて、、、「もっとしっかりと1人ひとりと関われたらな」と思ったのがきっかけでこの業界に飛び込んできました!
趣味は、ショッピングやスポーツ、写真など結構多趣味です(笑)
大学では少しだけ舞台で踊ったりしていました💃
とにかくスーパーポジティブで、わりと子どもと同じ目線で何事も楽しんで活動しています~
せっかくブログという機会を頂いたので、私の知識(?)を交えながら【サーキット運動】についてお伝えできたらと思います!
ではさっそく↓↓↓
みなさんは乳幼児の運動の意味をご存知ですか?
様々な意見がありますが、私は『運動の基盤』を形成するためだと思っています!
乳幼児期は基本的な身体の動きを獲得し、動きの量を増やし、質を上がる時期だと言われています。例えば、はいはいや寝返り、歩く場面でもスムーズに行えるようになったりと成長を感じますよね♪
この時期に様々な動きをバリエーションの富んだ形で経験することで、知らぬ間に身体に定着し他の『運動』に生かすことができます!
なので、動きを制限するよりもある程度の自由度も大切です🙆♀️(安全性に考慮した上で…)
しかし、バリエーションに富んだ動きって意外と日常生活では難しいですよね。
そこでぴったりなのが、【サーキット運動】です✨
たくさんの遊具を用いて、たくさんの動きを経験することができます!
『運動』というよりは”遊び”に近い感覚で取り入れていけたらばっちりです👌
そもそも運動形成には5つの段階があるといわれています。
①馴染めそうな気がする「おもしろそう」「やってみよう」
②わかるような気がする「わかりそう」「なるほど」
③まぐれで成功する「できるかも」「できそう」
④できると確信が持てる「本当にできた」
⑤思うままに動ける「もっとかっこよく」
こうして①〜⑤を繰り返すことで、私たちは運動を習得していると思うとなんだか面白いですね😊
そして、この①や②は遊びから派生して出てくる感情でもあります。
だからこそ”遊び”感覚で楽しんで活動することが、運動形成への近道になるのです!
ここまでざっくりと乳幼児の運動の意味についてお伝えしました〜
続いて、、、
エコルドのサーキット運動でも取り入れている【マット運動】にスポットをあてて紹介します👏
マット運動と聞くと、子どもの頃「うまくできない」「こわい」などと苦手意識があった方が多いのではないでしょうか?
私もすごーく苦手意識がありました😓
しかし!マット運動にはたくさんの効果があります!
そこで、エコルド箕面西小路教室では苦手にならない3つのステップを用意しています!
1つひとつ細かく説明しますね〜↓
①おいもゴロゴロ
両手両足をピンとのばして横にゴロゴロと転がります。イメージでは寝返りを連続で行う感じです!
身体を回転させることで視界も回転し耳の三半規管が刺激されるため、身体のバランスをとる平衡感覚が育まれます。三半規管を刺激することで、車酔いなどもしにくくなると言われています。
また、身体を真っ直ぐに保つので体幹を鍛えることにもつながります。
②くま歩き
両手をマットにつき、お尻を高くあげての四足歩行です。
お尻を高く上げることで逆さ感覚や、身体を支える腕支持感覚を鍛えることができます。
この頭がお尻より低い位置にある状態に最初は違和感や恐怖を感じることもあります💦
しかし、これをマスターできればでんぐり返しまであとひと息です!
③でんぐり返し
両手と頭の後ろをつき、お尻を高くした状態で顎を引きおへそを見ながら回ります。
身体のバランスをとる平衡感覚はもちろん、柔軟性や身体の連動させることにも繋がります。またでんぐり返しができるようになると、躓いた時に手が出やすくなったり、受け身が上手くなることから怪我の防止にもなります!
しかしでんぐり返しをする首の角度が悪いと、怪我につながることがあります!だからこそ、しっかり1人ひとり確認しながら進めています😶
こんな風に少しずつステップアップすることで、「できない」が「できる」に変わっていきます。それが子どもたちにとって達成感につながり、マット運動の苦手意識を払拭できたらな〜と思います🌟
しかしひとつ問題が…
言葉で「両手ついて〜…」と説明しても、子どもたちはなかなか理解できずイメージが湧きません、、、
そこで!マットに足や手、頭の位置を示してみました〜
すると子どもたちもわかりやすかったようで、最近ではでんぐり返しに挑戦してくれる子が増えました!!少しの工夫で「できる」に繋がるなんて嬉しい経験でした😆
このように、今後も工夫をしながら【サーキット運動】で子どもたちの「できる」をたくさん見つけて行けたらいいな〜と思います🙂
以上、サーキット運動マット編でした!
最後まで読んでいただきありがとうございました😌