お知らせ
みんな遊び:ストップゲーム・おいすにストップゲーム
こんにちは、みんな遊び担当Ecoldの上田です!
最近は天気も悪い日が多くて気分が上がらない日が続きますが、晴れていると気温もだいぶ上がってとても暑いですね・・・。
少し前まで朝と夜がまだ冷えて少し寒かったですが、ここ最近は半袖でも暑いくらいです。ただ自分は大阪に来て一人暮らしを始めてからというもの、寒がりになったように感じています。実家ではこたつやストーブで冬を過ごしていたのですが、一人暮らしを始めてからの箕面の冬はかなり寒くてびっくりしていました。暖房器具がエアコンの暖房のみだったので、凍えそうでした(笑)
さて、前回のブログではEcoldの定番のみんな遊び、「おいもぬき」をご紹介させていただきましたが、今回は少し前に企画したみんな遊び1つと、最近みんな遊び担当が企画した新たなみんな遊びの2つをご紹介させていただきます!
1つ目は「ストップゲーム」です!
ルールは簡単!
①少し大きめの部屋を仕切れる物を真ん中に一つ置きます。(Ecoldでは青い平均台)
②そしたら子どもたちは平均台の周りに行き、職員が音楽を流します。
③子どもたちは音楽に合わせて歩きます。
④音楽が止まったら、歩くのをやめます。
その後は、②~④を繰り返します
「ストップゲーム」のねらいは、
〇流れる音楽の変化に合わせて、体のコントロールが出来るようになること。
(音楽のリズム強弱をつけて、早いときは早歩きしたり、ジャンプしたり、遅いときはゾウさんになってゆっくり歩いてみたり、音に合わせた表現ができるようになると◎)
〇集中力や聞く力を身につける。
(音楽が止まった時には、その場に止まったり座ったりすることで、音楽が流れた際の「静」と「動」の使い分けができるようになる。)
の2点です。
何度もこの「ストップゲーム」の回数を重ねることで、ルールを理解したり、他の子どもの動きを見て模倣したりすることで、より楽しく遊ぶ事ができるようになっていきます。「ストップゲーム」は非常にルールがシンプルで小さい子どもも大きい子どもでも楽しく一緒に遊べることが魅力の一つです!
ただ、注意点としては走り出してしまう子が多くいたり、人数が多いと歩いている時に友達を押したり、反対方向に移動する子もいるので、子ども同士でぶつかったりしないよう注意が必要です。
そして二つ目のみんな遊びは「おいすに!ストップゲーム」です!
こちらもルールは簡単!
①子どもに合った座れるものを真ん中にドンと置きます。(こちらもEcoldでは青い平均台)
②子どもたちは周りに移動し、音楽がかかるのを待機します。
③音楽が始まったら、音楽に合わせて子どもたちは歩きます。
④そして、音楽が止まったらすばやく座る。
というのが一連の流れです。「椅子取りゲーム」や「フルーツバスケット」のルールを簡単にしたものと考えてもらえるといいと思います。
名前とルールを見て気づいた方も多いと思いますが、この「おいすに!ストップゲーム」は「ストップゲーム」の応用編として企画されたみんな遊びとなっています。こちらもルールはかなりシンプルで、誰でも楽しめるみんな遊びです。
Ecoldでは子どもたちが座るものとして、青の平均台を用意し、その上に座る場所が明確に分かるよう、椅子に座っている絵を平均台の上に人数分配置しています。ただ、小さい子たちや大きい子たちでルールを簡単にしたり、難しくしたり、臨機応変に変えたりすることもみんな遊びには必要です。
そして重要な流す音楽ですが、子どもたちが好きな音楽、聴いたことのある音楽を流してあげると、より一層盛り上がること間違いなしです!
Ecoldでは「アンパンマンマーチ」や「となりのトトロ」「ぞうさん」「きらきら星」などを流しています。子どもたちで歌いながら平均台の周りを回ったりしています。他にも、子どもたちの好き嫌いを把握して、事前に流す音楽を準備できていると、なおいいかもしれません。
「おいすに!ストップゲーム」の注意点としては、「ストップゲーム」と同じで気分が乗りすぎて音楽にノリノリで走り出してしまう子が多くいるので、そこは注意しましょう。
また、音楽が止まった時に焦って子ども同士がぶつかってしまったり、自分が座る場所を取り合ったりする事もよくあります。なので、そういった時は冷静に「あ、あっちのいす空いてる!」やなど声掛けしてあげましょう。
「おいすに!ストップゲーム」のねらいは、
○自分のタイミングではなく先生のタイミングで身体をコントロールできるようになる。
○音楽が止まった時の座る時の瞬発力、音をしっかり聞く集中力を身につける。
○耳と身体の協調運動などを身につける。
の3点です。
最後の「協調運動」についてですが、協調運動とは手と足、手と目などの別々に働く機能を同時に動かすことです。そのため左右のコントロールや動作の反応タイミング、リズム感と距離感を把握し、正しい力のコントロールが必要になってきます。例えば、縄跳びでは両手で縄を持って、縄を回します。また、目で縄を見て、ジャンプするタイミングを調整します。こういった運動を協調運動といいます。
ここまで2つの「ストップゲーム」と「おいすに!ストップゲーム」のルールや注意点、ねらいなど説明させていただきましたが、一番は子どもが楽しく、みんな遊びをできることが大切です。そのため企画段階から、小さい子どもから大きい子どもまで等しく楽しめるようルールを考えています。それが一番難しいことで、企画する際にはいつも試行錯語しています。
今回のブログはここまで!
また次回お会いしましょう~。