お知らせ

背景画像
背景画像
背景画像
背景画像
背景画像
背景画像
背景画像
背景画像
背景画像
背景画像
背景画像

minoh 療育blog

小さい子学習:キューブパズル

あけましておめでとうございます。エコルド箕面西小路教室の岡本です。

昨年に引き続き2023年も、エコルドで取り組んでいる活動について色々なお話をさせて頂ければな…と思っていますので、よろしくお願いいたします。

みなさん、年末年始はどのように過ごされましたか?今回は行動制限も解除されていたので、旅行や帰省、お出かけをしたという方も昨年よりは多かったのではないでしょうか。家でゆっくり過ごすのも良いですが、休みの時にしか会えない家族や親戚、友人と会えるのはやっぱり嬉しいものですよね(^▽^)

前回は粘土遊びについてお話させていただきました。子ども達も大好きな粘土遊び。粘土遊びをすることで、巧緻性や想像力を高めたり、集中力を身につけたり、コミュニケーションを図る、といった効果があります。子ども達はごっこ遊びをしたり、お料理をしたり、恐竜や電車など好きな物を作ったり…と様々な遊び方をしているので、ついつい大人も一緒になって楽しんでしまうこともあります。

今回は、最近新しく作って学習で使用しているおもちゃ、「牛乳パックで作ったキューブパズル」についてお話させて頂こうと思います。
このキューブパズルは牛乳パックがたった1つあるだけで作れてしまう優れものなんです!!
今回はクリスマス前に作ったので、サンタさんとクリスマスツリーの絵にしました。このように、季節やイベントに合わせた絵を貼ったり、子ども達が好きな乗り物や動物、キャラクターで作ると興味を持ってもらいやすいかもしれませんね😊
このキューブパズルの遊び方は簡単!6面全部を同じ絵柄に揃えるだけです。
…と言われると簡単な気がしますが、完成したときに私もやってみたのですが、「あれっ、意外に難しいぞ…」と最初は中々揃えられませんでした💦
でも何度かやってみて、動かし方さえ分かってしまえばもう大丈夫!くるくると動かせるようになりました。
子どもも最初は、「どうするの?」と遊び方がわからない様子でしたが、一度やり方を見せて説明し、自分でも何度か動かして触ってみると、コツを掴んだようですぐにクルクル動かせるようになっていました!!
 
 
☆作り方は簡単☆

①洗って乾かした牛乳パック、カッターorハサミ、定規、ペン、テープ(セロハンテープor OPPテープ)、パズルにする絵柄2種類を用意します。

②牛乳パックを広げて上部と底の黒線部分を切り取り、6.3cmずつになるように線を引き、3つに切り離します。

③パズルにする絵柄を、写真のように牛乳パックに貼っていきます。(貼った絵が剥がれないように、全体にOPPテープを貼っています。)

④最後に組み合わせていきます。

まず、上の写真のAとCをそれぞれ輪状になるように組み立てます。

次に、AとCの輪と繋げるようにして、Bも輪状にします。

これで完成です♪
 

普段なら捨ててしまう牛乳パックで、こんなに楽しいおもちゃが作れるなんてお得ですよね!!

 
このキューブパズルで遊ぶことによる効果として
①手先が器用になる
絵合わせが完成するように、指先を使ってクルクルと動かさなければなりません。パズルを指先でクルクルと回転させて動かしたり、ギュッと押し込んだりすることで、指先を動かしたり手の力を使う練習になります。
 
②達成感を得られる
最初は中々できなかった子どもも、何度か繰り返したり職員と一緒に行うことで、パズルを完成させられるようになり、“できた!!”という達成感を得られます。1つのことに取り組み、“できた!!”という気持ちは、子どもの自信にも繋がるので大切にしています。
 
③集中力がつく
最初は完成させることができずに、諦めてしまったり、すぐに飽きてしまうこともあるかもしれません。ですが、繰り返し行って絵が揃えられたという達成感を体験することで、子どものやる気にも繋がり、長時間集中して遊ぶこともできるようになります。
 
④考える力がつく
パズルを完成させるためには、じっくりと考えなければなりません。手先を動かしながら考えたり、間違ってしまってもやり直し、“どのように動かせばよいのか?”といった事を考えることで、工夫する力をつけることができます。
 
 
遊ぶ時の注意点としては、このキューブパズルに限らず言えることですが、“無理強いはしない!!”ということです。
つい子どもに、“やってもらいたい!”という気持ちが強くなってしまうこともありますが、まずは子どもに楽しんで取り組んでもらわなければ続けることはできません。なので、子どもに“楽しい!もっとやりたい!”と興味を持ってもらうことが大切です。エコルドでも、子どもが自信を持って取り組める・やる気が出るように、適切なタイミングで声掛けを行うようにしています。
最初はすぐに諦めてしまっていた子どもも、回数を重ねることで段々できるようになっていき、パズルができた時には「できた!!みてー!!」とっても嬉しそうな顔をします。その顔を見ると、大人も嬉しくなりますよね。

このように、今ある学びのおもちゃだけでなく子どもに合わせた新しい学習道具も作り、子どもの成長を促していきたいと考えています。

最後まで読んでいただきありがとうございました!!
TOP > お知らせ