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minoh 療育blog

ジャンプ運動について

お久しぶりです!サーキット担当の岸野です。暑かった夏も終わってすっかり秋模様ですね。

個人的にはさつまいもやかぼちゃ、栗など食欲がそそられる期間限定の食べものが沢山出てきて秋を感じています(笑)

子どもたちは教室の窓に貼ってあるかぼちゃやおばけの窓飾りを見て「もうすぐハロウィン?
」とハロウィンを楽しみにしている様子です♪

そんな中、朝夕の寒暖差が激しくて、体調を崩す子どもがちらほら…子どもたちの体調の変化に気を付けたい日々です。子どもだけでなく、大人も十分に気を付けて元気に過ごしていきましょう!

さて、前回は工藤さんがトランポリンについて話してくれましたね。(インストラクターをしていたとは…驚きでした!)

今回はそれに関連付けて、『ジャンプ』についてお話していこうと思います。

毎日サーキットをしている中で取り入れているのがこれです↓

両足でジャンプして前に進みます!

両足ジャンプはまず、一気に体の様々な筋力を発揮するための『瞬発力』が鍛えられるのと同時に、膝の曲げ伸ばしをすることで『柔軟性』も身につきます。

この2つの力は運動するうえでとっても大事な力です!テニス、サッカーなどの球技や体操などのスポーツにも役に立ちます♪

また、空中での姿勢が崩れるのを防いだり、着地の時にまっすぐに立ったりするための『バランス感覚』などが身に付きます。ジャンプに関係なく、自分の体のバランスを取ることは様々な場面で怪我を防ぐことにも繋がります。

エコルドではジャンプを連続して入れることが多いのですが、連続してジャンプをすると疲労感もまして、その分『心肺機能の向上』にも期待できます。

そしてそして!じっとしていることは子どもたちにとってストレスになりがち…ジャンプをすることでストレス解消にもなるんですよ~

ジャンプ運動の効果については、前回のトランポリンと被ってくる部分が多くありますね!

さて、ジャンプ運動というのは大きい子になると簡単なのですが、1,2歳の小さい子にとっては個人差はあるものの難しいものです。

そもそもジャンプは2歳前後から出来るようになり、早い子では1歳半にはできるようになるといわれています。

段階としては、10ヶ月ごろから歩けるようになり、大人との階段の上り下りなどをすることで膝の曲げ伸ばしが自由にできたり、バランスを崩さないようになったりしてきます。その後歩行が安定してきて、階段を1人で上り下りできるようになってくるとジャンプの前段階。しっかり膝を曲げて腰を落としてジャンプをできるようにまずは周りの人がお手本を見せてあげることで少しずつできるようになります。また、手を持ってあげたり、一緒に跳んであげたりするものいいと思います!

両足が浮くのは初めは怖いものなので片足ずつになっても大丈夫です!2歳半ごろからしっかり走れるようになってくると上手なジャンプもできるようになってきますよ♪

これはあくまで目安であって、もちろん個人差がありますし、ジャンプが上手くできないことには様々な理由があります。いくつか例をあげてみます。

一つ目はつま先の力が弱ことです。

つま先の力が弱い、なかなかジャンプも難しくなってきます。なので!エコルドのサーキット運動の中にはこんな足形もあります!

つま先歩きゾーンです!

ジャンプはつま先で床を蹴る力が必要になってくるので、これでつま先の力を鍛えます!

2つ目は膝の屈伸運動の経験が少ない場合です。

例えば、歩行し始めが早い子どもの場合、ハイハイの期間が短いことで膝を曲げて動く経験が少ない場合もあるようです。ジャンプ運動は膝の曲げ伸ばしがしっかりできないと、膝に負担がかかり怪我に繋がることもあるので、あひる歩きなどの膝をしっかり使う運動を取り入れると良いと思います!

3つ目は運動の能力ではないのですが、慎重な性格等でジャンプが怖い子どもも中にはいます。そんな時は無理をせず、一人一人のペースに合わせて少しずつ取り組んでいきましょう。前回のサーキットのブログであったようなトランポリンなら楽しめるのか、好きな曲でダンスをしてみるのか…子どもたちの楽しめることで促していけるといいですね。この時に大人も一緒に楽しむのもとても大切です!ちなみにエコルドではトランポリンが子どもたちから大人気です!

サーキットとは少し離れますが、最近ではみんな遊びでこんなゲームもやっていますよ~↓

ボールを少し高い位置に吊るしてジャンプして取るゲームです。これだと、子どもたちはボールを取りたくて自然とジャンプを促せそうですよね!

(中にはスタッフに「抱っこして!」と言ってくる人もいます…子どもなりに考えたようです(笑))

さて、これまでは平面での『飛び跳ねる』ジャンプのお話をしてきましたが、『飛び降りる』ジャンプ運動もあり、サーキットでも取り入れています(あまり高くはないですが)。高いところからのジャンプは平面でジャンプするよりも恐怖心が増します。

そんな時は手を繋いだり、脇を抱えてあげて「ジャーンプ!」と楽しそうに飛んだ感じを出してあげると少しずつ恐怖心が薄れていきますよ。

飛び降りるジャンプは膝の屈伸運動がより重要です。怪我を防ぐためにも膝を曲げているかしっかり見てあげて下さい!

今回はジャンプ運動についてお話しました。運動能力には個人差があるので、1人ひとりのペースで楽しみながら取り組んでいきましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました~!

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