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minoh 療育blog

こいのぼり製作〜発達年齢と製作活動の設定について〜

こんにちは、Ecold箕面西小路教室の田代です。

今回は『製作』の第2回目のブログです。

「あれ?製作のブログは岩田さんが担当していたんじゃなかったかな?」と思った方!鋭いですね!

前回の製作1回目のブログは岩田さんに担当していただいたので、2回目の今回は田代がお送りしていきたいと思います~!実は2人で製作を担当しているんです。以後よろしくお願いいたします!

さて、前回のブログでは壁面とはどんなものなのか?活動の目的は?効果は?などのテーマについて、岩田さんが解説してくれましたね!

その中に、季節に合わせたテーマやモチーフで何かを作ることで、季節を感じることができたり季節ごとの行事や動植物、文化の背景や遊びなどに気づくきっかけになったりして、想像力を豊かにすることにもつながる、という部分があったかと思います。

箕面教室でも月に1回、季節に応じた製作活動の時間を設定しています。

もう6月になってしまいましたが、5月中は5月の製作物が教室の壁に飾ってありました。

せっかく子どもたちが製作した素敵な作品を紹介する機会がなかったので、この場を借りて紹介してみたいと思います~!

皆さんは何か分かりますか?ヒントは5月5日の行事です!!

そうです!『こいのぼり』です。

毎年5月5日が近づくと、町はこどもの日のモード全開ですね。玄関先にこいのぼりが飾ってあったり、スーパーに柏餅やちまきが売っていたりするのを見かけると「もうすぐ子どもの日だなぁ、、、」と実感する方も多いのではないのでしょうか?

子どもの日当日に教室に来ていたお友だちが「幼稚園で作ったんだ!」と言いながら新聞紙で作った兜を見せてくれたこともありました。

ではさっそく箕面教室のお友だちが作ったこいのぼりたちを見てみましょう!

じゃ~ん!

どうでしょうか?それぞれ個性があって素敵な作品ですね。教室を素敵に彩ってくれていましたよ~!

箕面教室には1歳~6歳までの子どもたちが通所しており、年齢の幅があります。つまり発達年齢に幅があるので、同じ製作物でもできることの範囲が異なってきます。

せっかくなので、教室のお友だちのこいのぼりと一緒に見ていきたいと思います!

が、ここで気を付けていただきたいことが一つあります。それは、今回紹介した年齢と作品のレベルが標準ということではないので、紹介されている作品と子どもたちの作品を比べたりしないようにしていただきたい、ということです。

製作に限らず、色々な活動に対して子どもたちそれぞれの得意不得意や、興味の有り無しでも、できる範囲というものは異なってきますので、あくまで「箕面教室の子はこんな作品を作ったんだなぁ~。」という参考程度にしていただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします!

では、お待たせいたしました!子どもたちのこいのぼりを見ていきましょう!

ぜひそれぞれの違いにも注目してみてくださいね~! まずは2歳のお友だちからいってみましょう!

クレヨンで自由に模様を描いたり、シールを貼ったりして装飾していて素敵ですね!

目の上に赤い丸シールを貼ったところが、この作品のポイントでしょうか?

2歳くらいのお友だちは物事の理解がこれからの時期なので、糊はくっつくということを理解するところまで到達していないお友だちも多いです。

その場合、無理してレベルを上げて挑戦させるのではなく、この年齢のねらいである、行事の雰囲気を楽しんだり、作ることに対する楽しさを感じたりすることを大切にするように心がけています。

また、活動の行程を多く設定してしまうと、途中で飽きてしまいます。

簡単で集中して活動に参加出来るレベルの物を準備するように心がけています!

では、次は3歳の年少さんの作品です!どうぞ!

先程の作品とはまた違った良さがありますね!

青いコイには青と赤の○シールを、赤いコイには緑と赤の○シールを選んで貼っていますね。丸シールや折り紙の配色や貼り方に、本人のこだわりが出てくる時期ですね。

また、目の丸シールを尾びれ側に付けたのもこのお友だちのポイントですね!

この年頃になってくると職員の話を理解する力もついてきて、説明したりお手本を見せたりすると糊の使い方もなんとなく分かってくる子どもたちが出てきます。

また、「ここはこうしたい!この色がいい!」というこだわりも出てきます。自分の中でのイメージを一生懸命作品に反映させようとしているのですが、時には上手くいかずに涙してしまうことも、、、

そんな時は「どうしたかったの?」と話を聞いてから、「これをここに貼りたかったの?」「どの色がよかったのかな?」というように、具体的に声をかけるようにしています。

できるだけ子どもたちの『やりたい!やってみたい!』という気持ちに答えられるように心がけています!

では、最後に年長さん(5歳)のお友だちを紹介します!

これまた個性があふれていて素敵な作品ですね~!

この年齢になるとぐんとできることの範囲が広がってきて、より複雑な作業もできるようになってきます。

また、自分でデザインを考えて、“貼る”装飾と”描く“装飾を上手く関連させて一つの作品に仕上げていますね!

皆さん、箕面教室の子どもたちのこいのぼりはいかがでしたか?それぞれ個性があって素敵な作品でしたね。

素敵な作品が本当にたっくさんあって全部紹介したいところなのですが、時間の関係上今回は3つだけになりました、、、

今後も製作物を紹介していきますので、ぜひ楽しみにお待ちください~!

そして本日からこいのぼりの作品を持ち帰りますので、ぜひ一緒に作品を見て、そしてたくさん褒めてあげてください。子供たちの自信や意欲に繋がっていきます!

実際に教室内で製作活動をしていく中で「お!このお友だちは、前はこれが難しかったのにできるようになったんだな!」というような新しい発見もありました。

経験を積んでいくことでできることが増えていくところを見ることができるのも、製作活動の良い点かなと思います。

ちなみにこちら、5月の壁面です。岩田さんが作ってくれました!可愛らしくて素敵ですね。子どもたちも指を差しながら「あ!こいのぼりだ!」と嬉しそうに言っている場面を見かけたことがありました。

6月の製作の作品も素敵に出来上がってきているので、また後日製作ブログでご紹介いたします~!

楽しみにお待ちくださいね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました~!

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