お知らせ

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児童発達支援管理責任者の仕事について考えてみた。

ワタシたち株式会社Ecoldは障害児通所支援事業の直営店の運営とフランチャイズ・コンサルティングをしているのですが、この事業を始めるにあたって絶対必要な人材がいる。
それが児童発達支援管理責任者
要件が色々あって国家資格と実務経験3年〜8年必要でその上、指定権者が実施している研修を2つほど受けないといけないのだ。この研修も抽選なので落ちる場合もある。過去ワタシの知り合いで何度も落ちた人もいた笑 運が悪いとしか言いようがない。。。

この研修の制度もちょっと変わってきて、数年前から実施されている基礎研修は2年後に実践研修てのを受けないと配置ができないようになった。

資格要件がかなり厳しいかなーと思う。
ということで、現在、新規で開所するときに児童発達支援管理責任者になれる人って非常に少ないのだ。あと、辞めちゃった時にも困る。

実はエコルドでも去年からの半年くらいの間に立て続けに3人の児童発達支援管理責任者の人に辞められた。しかも退職代行使って即日退職。
即日辞めたので、その人がしていた仕事は一切スタッフに引き継がれていない。責任感どうのこうのと言うことよりも、周りへの影響を考えないのか?と非常に不思議。どんだけ周りの子たちが大変か。。。利用してくれている保護者さんにも多大な迷惑をかけてしまった。ワタシはいいよ、けど実際に教室に残されたスタッフの子たちや利用してくれているお客さんのことを考えないのか?と不思議でしょうがないけど全く理解できないので考えないようにしよう、と思った。
辞めてしまったものはどうしようもない。どーーーっしても辞めたかったのでしょう。しかも辞めるって言えなかったのでしょう。会社がそういう雰囲気だったんじゃないですか?的なことを代行会社に言われた。ムカつくがそうかもしれない。だから退職代行の担当者に「儲かっていいですね!」と3人目の時に言ってやった笑

話が逸れたけど、言いたいのは、、、
資格があって実務経験があって、なりたいです!!!と言って研修を受けたにも関わらず、実際配置されるとすぐに辞めてしまう人がいるってこと。
ということは、この資格要件ってあんまり意味ないんじゃない?と思ったりする。多分そもそも向いてなかったとしか思えないし。

実際、エコルドの直営店で働いてくれているスタッフの中には経験年数は少なくても「この子だったら任せられる」という子が何人かいる。
でも実務経験の年数が足りなかったりするので、研修に行けなかったりギリ行けたとしてもその後2年間2人目の児童発達支援管理責任者として配置しOJTを実施しないと1人立ちはできない。
不公平だなーと思うのと、さすが公費の仕事、全ては経験年数がものをいうクソ古い日本的考えなんだなーと思ってしまう。

長く働いてるからと言って、リーダーとしてやっていけるわけじゃない。あと、仕事の範囲が広がるのでマルチタスクをこなさないとやっていけない。まずこれが苦手な人は向いてないと思う。
マルチタスクが苦手な人は「できると思ってたのにできない自分」に病むこととなるのだ。
できないんだったら、他の人にやって貰えばいいじゃん。と思ったりするけど、こういう人に限って真面目で自分でやらなければ!!と言う思いが強かったりするので、それもできず仕事が溜まる→上から下からできてないじゃん!と言われる→もう無理です、さようなら〜となってしまうのかも。

子どもたちの個別支援計画書を作成するためにはしっかりしたアセスメントが必要。スタッフさんに色々アドバイスするにしても、それなりの知識が必要。制度についても理解していなければシフトも作れない。保護者さんからの質問や悩みにも答えてあげないといけない。これも知識がなかったら難しい。そもそも、保護者さんに寄り添うことができないと難しかったりする。

これって、資格があったり経験年数があるからといってカバーできる問題じゃない。向いてない人は向いてない。
でも長年働いている人が少ないから実務経験があるだけで自動的に研修を受けることになり、責任者として配置されてしまう。

おかしな制度だな、と思う。

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