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minoh 療育blog

運筆について

こんにちは。Ecoldの中山です。

エコルドスタッフブログ第2弾は児童指導員の上田くんです。上田くんは実家がお寺で1年間僧侶の修行に行ったそうです。ソフトな見た目とは逆に「なんだか根性ありそう!」と面接で思ったのを思い出します笑

エコルドの箕面西小路教室で児童指導員として働いています。上田です!

今日から初めてのブログを書くということで、緊張していますが簡単な自己紹介から始めさせていただきます!

実家は和歌山で、好きな食べ物はラーメン、嫌いな食べ物はエリンギです。小中高と9年間サッカーをしていました!なので、全般的にスポーツや体を動かすことが好きです!ジムに通っていたころもあるのですが、半年ほど通って退会してしまいました・・・。

和歌山ってどんな所?と聞かれるとあまり答えることがないのですが、食べ物は、梅やみかんが有名です。他はパンダで有名なテーマパークのアドベンチャーワールドや、リゾート地としての白浜の海などがあります。

大学は教育学部の大学に通い、中・高の体育免許を取得しました。大学でもテニスやバドミントンなど広く浅く行っていました!大学では教育の勉強だけでなく、大学がキリスト教のところだったので、教会の中でお祈りしたり聖書を読んだりしていました。また筋肉や骨の授業や色んなスポーツの実技授業などもありました。

そんなこんなで大学卒業後は、子どもと関わる仕事がしたいと思い、エコルドに入社しました。

さて、自己紹介はこの辺にして置き、今回のブログでは「運筆」についてお話したいと思います。

そもそも運筆とは、文字や図形を書く前段階で、クレヨンを持って塗ると色が付くこと、理解することができるのが運筆の始まりです。なので、クレヨンを持ってなぐり書きするのも「運筆」です。

運筆することによって、自由自在に鉛筆を運ぶ・動かすことができるようになると、「運筆力」が高まったと言えます。この「運筆力」を高めるために、まずはいろんな運筆練習をして、学習習慣を身につけることが大切です。

また、「運筆力」とは「手先の力、指先の力をコントロールできるようになること」です。そもそも指の力が備わっていないと、鉛筆を持って書くことはできません。ですので手先を器用にするための方法として、お家でもできるような方法をご紹介したいと思います。

運筆力を身につける方法

①なぐり書き

まずはクレヨンを持って、自由になぐり書きをすることから始めるとよいでしょう。クレヨンを口に入れてしまう危険性もあるので、注意が必要です。近頃は口に入れても安心なクレヨンもあります。なぐり書きは生後12か月でできるようになる子もいれば、2歳ごろから出来るようになる子もいて、個人差は大きいです。

②塗り絵

塗り絵では運筆力を高めるだけでなく、色の違いを識別する力や色彩感覚、枠からはみ出さないように注意する集中力、絵が完成した時の達成感など効果は様々です。注意点としては、間違いを指摘することや、子どもの自由な発想で塗らせること、子どもに塗りたいものを選ばせてあげるなど、口出ししすぎるのもあまりよくありません。 この画像は、円が書けるようになってアンパンマンを描こうとしている様子です。円は上手に描けていますが、手の微細な運動ができないため、円内を上手く塗ることが出来ていません。そんな様子でも、まずは伸び伸びと、子どもがやりたいようにやらせてあげるのが、次につながります。

この画像も上記の画像と同じ子ですが、あまりはみ出さずに塗れていることが分かります!

何度も繰り返して運筆をすることで、運筆力が鍛えられます!

塗り絵だけでなく下記にも書いている方法を行うことで、段階を追って子どももどんどん上手になります。

そして最後には、上手にアンパンマンが書けるようになりました!!

③なぞり書き

直線や波線、曲線、丸や三角、四角などの図形をなぞる練習です。一概になぞり書きと言ってもなぞる線の太さや細さ、灰色の線をなぞるのか、点々を繋ぐのかで難度も変わってきます。最初は線からはみ出してしまったり、線がガタガタになっていても問題ありません。まずはゆっくりと線の上をなぞれるようになることが目標です!それができるようになれば、簡単な動物や乗り物など、興味のある物に挑戦してみましょう。

エコルドでは様々な運筆プリントを使って、いつも学習の時間に、鉛筆やクレヨンを使って、日々運筆力を身に着けています。

この子は前回直線のプリントが出来ていたから、次は直線を直角にしてみよう。など子どもによって課題は様々です。子どもが少しでも書くことが出来たら「上手に書けたね!」と褒めてあげましょう。

④点つなぎ

なぞることに慣れてきたら、点と点を繋ぐと絵がでてくる「点つなぎ」に挑戦しましょう。点つなぎでは、じっくり点を見て点を繋いでいくことで、注意力や集中力の向上にもつながります。数字を1から順に繋いでいくものだと数字の勉強にもなります。

⑤迷路

迷路は子どもが大好きな物の一つで、やりたがる子も多いです。迷路の練習ではどうしたらゴールにたどり着くことが出来るのか考えます。行き止まりになったら戻って、を繰り返し何度も試行錯誤することで、思考力や空間認識能力まで身につきます。

運筆力を身につけるための方法として、いくつかご紹介させていただきましたが、何より大切なのは、「楽しんで取り組む」ことです。書くこと自体が嫌になってしまわないよう、子どもがやりたいようにやらせてあげることがとても大切です。

さて、長くなってしまいましたが、次回のブログでもまた違った学習の内容についてお話していけたらと思います。次回のブログでは実際に子どもたちにやっている支援の内容や、道具などお見せする予定です!子ども一人ひとりでも必要な支援や課題が違ってきているので、その子ども一人ひとりに合わせた学習を考えるのも私たちの仕事です。

子どもたちの「できる事」「できない事」を把握し、私たち職員もまだまだ勉強途中ではありますが、日々「できない事」ができるようになる様を見ると、とても驚かされます。そして嬉しい気持ちでいっぱいです。

今回は初めてのブログということで拙い文章ではありますが、学習担当の上田のブログをここまで見て頂いてありがとうございました!このブログを通じて、エコルドで働いている人たちはどんな人なのか、知ってもらえる機会になっていただけたら幸いです!それでは、次回のブログでまたお会いしましょう~。

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